Japanese Society for Popular Music Psychiatry
日本軽音楽精神医学研究会(音P)
日本軽音楽精神医学研究会(略称:音P/おんぷ)は、
ポップス(アニメソングなどを含む)、ロック、ブルース、ジャズ、電子音楽などの「軽音楽」が脳と心に与える影響について、
研究・臨床・教育・福祉などの視点から、多角的に探究するネットワークです。
メロディー、リズム、歌詞、演奏・歌唱、ダンス(音楽に付随するもの)、制作・配信といった広い意味での「音楽実践」を対象に、
学術的なディスカッションと、ライブ感のある語り合いの場をつくります。
お知らせ
- 2026年9月26日(土)、9月27日(日): 福井国際芸術祭(協賛イベント)開催予定です。 詳細はこちらへ
- 2026年6月14日(日): のぞみピアサポ祭りin長崎2026(後援イベント)が開催されました。 詳細はこちらへ
- 2026年4月15日:日本軽音楽精神医学研究会(音P)の紹介動画が修正されました。
- 2026年4月14日:公式ホームページがこちらへ(https://music-mind.jp/)移転しました
- 2026年3月31日:日本軽音楽精神医学研究会(音P)の紹介動画ができました。
- 2026年3月10日:日本軽音楽精神医学研究会(音P)のホームページを公開しました。
- 第一回研究会は2027年3月20日(土)長崎市にて開催予定です。
会長挨拶
会長挨拶(クリックすると表示)
日本軽音楽精神医学研究会(音P/おんぷ)は、日常的な音楽とメンタルヘルス/ウェルビーイングとの関係について、学術的・実践的な視点から探究し、その知見を当事者、支援者、医療・教育・福祉現場と共有し、新たな支援や相互理解につなげていくことを目標としています。
近年、精神医学および関連領域では、こころとからだの不調の背景に、情動調整や自律神経系の調整を含むさまざまな調整機能不全(dysregulation)が関与していることが注目されています。音楽を聴く、歌う、演奏する、踊る、創作するといった活動は、このような調整機能不全からの回復を促し、気分・感情や生理学的反応、対人交流、自己価値感などに多面的に作用する可能性があり、統合失調症、自閉スペクトラム症、認知症などに対する精神科リハビリテーションや、うつ病、睡眠障害などへの音楽的介入についても研究が進められています。
本研究会では、こうした知見を踏まえながら、特に日常生活の中に広く存在する「軽音楽」に着目しています。ポップス(アニメソングを含む)、ロック、ダンスミュージック、ジャズ、電子音楽などは、学校、地域活動、若者文化、SNS、ストリーミング配信などを通じて、多くの人が触れ、参加し、発信することのできる身近な音楽文化となっています。 近年では、音楽の楽しみ方も多様化しています。映像やダンスとの融合、音楽ゲーム、集団でのパフォーマンス、デジタル技術やAIを活用した音楽制作など、新しい表現方法が広がっています。これらの変化に伴い、音楽研究も、心理学、精神医学、脳神経科学、リハビリテーション科学、社会学、情報科学など、多様な領域と結びつきながら発展しています。
本研究会では、音楽活動そのものを楽しむことを大切にしながら、その活動が「誰に、どのような変化や支援をもたらすのか」という視点を重視しています。学術発表、実践活動報告、事例報告、当事者・家族との対話などを通じて、音楽の可能性を検討し、その成果を社会へ還元することを目指しています。
また、専門家や研究者だけでなく、音楽実践者、当事者、家族、支援者など、多様な立場の方々が参加できる開かれた場でありたいと考えています。音楽を「楽しむこと」を出発点として、その先にある人と人とのつながり、こころの回復、多様性を認め合う社会づくりへと結びつけていくこと――それが本研究会の目指す方向です。
皆様のご参加とご支援を心よりお願い申し上げます。
日本軽音楽精神医学研究会(音P)会長 今村 明
役員紹介
役員一覧(クリックすると表示)
会長- 今村 明(長崎大学医学部保健学科作業療法学分野)
- 本田 秀夫(信州大学医学部子どものこころの発達医学教室)
- 辻井 農亜(富山大学附属病院こどものこころと発達診療学講座)
- 佐々木 剛(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 児童精神診療部)
- 関 正樹(大湫病院)
- 馬場 存(駿河台大学/東邦音楽大学)
- 原田 剛志(パークサイドこころの発達クリニック)
- 福元 進太郎(福井大学 医学部 精神医学)
- 松田 文雄(医療法人翠星会松田病院(精神科・児童精神科))
音Pとは(設立趣旨・目的)
日本軽音楽精神医学研究会(音P)は、軽音楽を中心とした多様な音楽が、メンタルヘルス・ウェルビーイング・リカバリーなどにどのような役割を果たしているのかを、精神医学・心理学・脳神経科学・リハビリテーション科学・社会学・情報科学などの視点から検討します。
- 音楽と精神医療・メンタルヘルスの接点を、横断的・学際的に探究する。
- 臨床・研究・教育・当事者活動の知見を持ち寄り、実践に役立つ知を共同で編み直す。
- 若手専門職・学生・当事者・音楽実践者などがゆるやかにつながる場をつくる。
対象とする領域の例
- ポップス・ロック・ジャズ・電子音楽とメンタルヘルス/ウェルビーイング
- 精神科リハビリテーションとしてのカラオケ・プログラム
- 他者との情緒的交流を促すコーラス・プログラム
- 音楽とダンスとの融合によるこころとからだのリカバリー
- 音楽活動(DTM・バンド活動・同人音楽など)とリカバリー
- メンタルヘルス領域でのAIを用いた音楽の解析・制作
- 外出困難なクライアントへのリモートでの音楽的介入
- 音楽とアタッチメント・トラウマ・情動調節
- 神経発達症と絶対音感・音楽感受性・ハイパーフォーカス
- 音楽ストリーミング、SNS(特にショート動画)と若者のメンタルヘルス
- ライブ体験・フェス文化・「推し」文化・サブカルチャー
- 職業的音楽家やそれを目指す学生のメンタルヘルス
主な活動内容
研究会・年次大会の開催
年1回程度の学術研究会を開催します。口演発表・ポスター発表を募集します。
- シンポジウム(例:ポップスと青年期メンタルヘルス)
- 実践報告(臨床・地域・教育現場から)
- 若手セッション・当事者セッション
教育・アウトリーチ
動画配信などのオンラインコンテンツや市民公開講座などを通じて、音楽とメンタルヘルスに関する最新知見を社会へ発信します。
- オンライン配信・アーカイブ
- 市民向けレクチャー+ミニライブ
入会のご案内
日本軽音楽精神医学研究会(音P)は、音楽とこころの関係に関心を持つ方々が、それぞれの立場から学び、交流することを目的とした、広く開かれた研究会です。
- 正会員:医療・教育・福祉・司法などに従事する専門職、精神医学・心理学・脳神経科学・リハビリテーション科学・社会学・情報科学などの研究者、当事者やその家族の方、心の領域に関心を持つ音楽実践者
- 学生会員:18歳以上の大学院生、大学生、専門学校生など
- 賛助会員:趣旨に賛同し活動を支援してくださる個人・団体
総会・学術研究会・関連イベント情報
お問い合わせ
日本軽音楽精神医学研究会(音P)に関するお問い合わせは、下記の連絡先からご連絡ください。
- 日本軽音楽精神医学研究会 事務局
- E-mail:admin[at]music-mind.jp (※ [at] を @ に変えて使用してください)